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2023.07.15
毎日目にする家の外壁の仕上げは、コスト面だけでなく、好みも重視して決めたい!
外壁の仕上げは、サイディング材という板状のものをビス止めする「乾式工法」と、モルタルなどのペースト状のものを塗る「湿式工法」に分けられます。
サイディングには、窯業系・金属系があり、窯業系はコスト面で最も安価です。金属系は、モダンなテイストを持っています。モルタル塗りでも、下地のモルタル塗りまでが左官でその上に吹付けする場合と、この塗装仕上げ部分も左官職人による手塗りで行う場合があります。手仕上げの外壁は高価ですが、建物に表情が生まれ、高級感が出てきます。
外壁の仕上げはコスト面も重要ですが、屋根と同様に住まい手の好みも重視したい部分です。毎日のように目にする家の壁ですから、違和感があったのでは良い家とは言えません。
①窯業系サイディング
・3000円/㎡~
定期的なメンテナンスが必要です。継ぎ目のコーキングは5年程度で劣化するため、維持コストがかかります。
②金属系サイディング
・4500円/㎡~
モダンなテイストです。ほぼメンテナンスは必要ありません。裏側に断熱材が張ってあるタイプもあります。耐久性のあるガルバリウム鋼板が人気です。
③モルタル下地吹付け仕上げ
・6500円/㎡~
細かい石の粒を吹き付けるリシン仕上げやゆず肌仕上げなど、同様の吹付けでも多様な表情が選べます。素材の性能が上がったので、耐久性も増してきました。
④モルタル下地左官塗り壁
・8000円/㎡~
風合いがあり、質感も高いのが特徴です。高級感のあるこだわりの仕上げが可能です。コテ目の違いなどを生かして、個性的な表現が可能です。
~こだわり派必見!!~
断熱の方法もこだわりたい!
外壁には、断熱と同時に気密の性能が重要になってきます。気密性が低いと室内外の温度差で壁の中に結露が発生するからです。断熱には「内壁充填断熱」と、「外張り断熱」という2種類の方法があります。
「内壁充填断熱」というのは、柱と柱の間に断熱材を入れる方法で、コストは、壁の中に入れる断熱材で変わってきます。内壁充填断熱は施工がきちんとできていないと、性能が十分に発揮できないというデメリットがあります。
施工がきちんとできておらず、隙間が空いてしまうと、そこで温度差が生じて熱移動が起こり、性能が下がってしまうからです。
グラスウールなどのマット状になった断熱材を壁の中に詰め込む方法は、最も安価な方法として多くの家で行われています。しかし、これは、施工不良が起こりやすい方法でもあります。
コストは高くなりますが、最も安心して、きちんと施工できるのは、「セルロースファイバー吹き込み工法」による内壁充填断熱です。古紙の再生品を綿状にしたものを、壁の中に圧送して吹き込むので、隙間なく施工可能で施工不良が起きにくいというメリットがあります。
断熱材を隙間なくしっかりと壁の中に入れてあげることと、防湿層を確保するように施工することが「内壁充填断熱」では肝心です。残念ながら施工者によっては、断熱材を入れるときの注意点がよくわかっていないところもあり、設計者のしっかりとした監理が重要になってきます。
「外断熱」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これは、「外張り断熱」のことです。コストが高いということと、工法そのものの歴史が浅いので、断熱材の止め方などの点では、まだ安心できるだけの実績がありません。断熱の方法を考える際には、このようなことも含めてトータルにコストを考慮していかなければなりません。
~屋根~
将来のメンテナンスの手間・家の外観に与える影響も考えたい!
屋根は雨が降っても濡れることなく、安心して過ごせる場所をつくるために欠かせませんので当然ベースとなってきます。屋根に使用される素材は、ガルバリウム鋼板を代表とする「鉄板葺き」と、コスト的には最も安価な「コロニアル葺き」、そして、「瓦葺き」に大別されます。
ガルバリウム鋼板のメリットは、メッキされ、耐候性に優れいていることです。メッキ面の上に施される塗装も同様に耐候性に優れているため、30年という長期にわたってメンテナンスフリーといわれています。その点、コロニアルは安価ですが、10年ほどで劣化が進みますから、5年~10年で表面の塗装をやり直すなどのメンテナンスが必要です。
この費用を考えると、実際はガルバリウム鋼板葺きのほうが総コストは安くなります。
メンテナンスフリーといわれるガルバリウム鋼板ですが、市場に出回るようになってからまだ30年ほどしか経っていません。あえてガルバリウム鋼板のデメリットを挙げるとすれば、まだ、建築の現場での実績が少ないということでしょうか。
3つ目の「瓦」は、経年変化による劣化が少ない、大変優れた素材です。瓦屋根は、阪神淡路大震災で、その重さのせいで被害が大きくなったとも言われています。しかし、屋根が重ければ、その分重さに耐えられる骨組みを作ればよいわけです。ただ、瓦だけが悪いというわけではありません。
その上、瓦葺きの屋根は大変きれいです。美しい屋根は、家単位のみならず、それらが集まることで美しい街並みをつくります。ある建て主は、自分の生まれ育った街の瓦屋根の街並みが忘れられず、それを自宅で実現したいと言っていたそうです。屋根は家の表情を作る大切な素材ですから、コストのみを考えて決められない重要な部分とも言えます。
~屋根仕上げは種類がたくさんあります~
〇コロニアル葺・・・3000円/㎡~
コロニアルは石綿スレート板やセメント板に塗装を施したもので、メーカーによっては「カラーベスト」と呼ばれることもあります。
1番安価ですが、10年ごとに塗装するなどの定期的なメンテナンスが必要です。そのため、長期間でみると総コストは安くないようです。
〇ガルバリウム鋼板・・・4500/㎡~
アルミ粉を混ぜた亜鉛でメッキした鉄板です。メッキの耐候性が高く、さらに工場で塗装される塗膜面の耐候性も高いので、ほぼメンテナンスフリーの素材です。軽いので、建物が地震にも強くなり、人気ですが、雨の音が気になることもあるようです。
〇日本瓦・・・8000円/㎡~
高価ではありますが、耐久性は最も高い素材です。年月が経過すれば、ズレが生じますが、葺きなおしをすれば半永久的に使い続けることが可能です。夏の強い日差しを遮るため、高温多湿な日本の気候に合致した素材だと言えます。
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無駄のないリフォーム計画を立てましょう!
~家族のライフサイクル・家のライフサイクル~
⒈いつ工事に取り掛かるか?
リフォームする大きな理由は4つあります。
・具体的な家の老朽化に対応するための緊急営繕工事
・ライフサイクルの変化による間取りの変更
・家をより長持ちさせるメンテナンス
・生活の質のグレードアップ要求に対応する などです。
それぞれの時期にその都度リフォーム工事をを行っていては、同じところを何度も工事することになったり、無駄な工事を行うことになってしまうかもしれません。
これらの無駄を防ぐためには、この4つを上手に組み合わせ、タイミングを合わせて工事を行うことが重要になってきます。
まず、緊急営繕工事というのは、大体は定期的なメンテナンスを行うことで防ぐことが可能です。例えば、スレート屋根なら17~18年、配管は20年前後、防蟻工事は5年、壁紙は10年、外壁塗装(モルタルの場合)は、10年、外部木部塗装や外部鉄部塗装は5年など、それぞれの部分に、それぞれ工事に適当な時期というものがあります。
その時期を逃してしまうと、当然工事費は増大していきますし、早すぎると無駄な工事になってしまいます。
この適度な時期を見逃さず、そのときにライフサイクルの変化に合わせた工事・グレードアップ要求の工事も併せて行っていけば、効率的なリフォームを行うことが可能で、家を長持ちさせることもできるのです。
⒉家のライフサイクル表を作ってみる!
家のライフサイクルは、構造によって違いがありますし、家族のライフスタイルも家族ごとにそれぞれ違います。家を購入したら、表を作り、自分の家の点検サイクルと家族のライフサイクルのかかわりについて、1度検討してみると良いでしょう。
※木造住宅は、手入れさえ怠らなければ50年もつ、と言われています。
しかし、手入れにかかる経費はかなりの額になりますので、自分のライフスタイルに合わせていつリフォームを行うか、その時期を見極める必要があります。
♬ローコストの工夫を♬
本棚だと背板をつけるかどうかでも値段が変わってきます。また、壁面を補強して、直接ダボレールと呼ばれる、棚の高さを調節できる金物を取り付け、そこに棚を置くだけのオープンシェルフにする方法もあります。
「建て替え」と「リフォーム」の制限
⒈工法によってリフォームが制限される場合
建物の工法によって増改築するのに制限がかかり、リフォームでは希望通りの間取りにできない場合があります。構造部分に手を入れるような大掛かりな増改築は、その家を建てた工法と同じ工法で行うことが原則です。大幅な増改築は、まず、構造的に問題がないかどうかを確認し、補強工事と並行して工事を行うことになります。
他の工法ではできないのか・・・と言えば、そんなことはありません。違う構法を混ぜた建物のことを混構造と言います。混構造にする場合は、とくに構造計算をきちんと行ってくれる建築士のいる工事業者を選ぶ必要があります。
⒉法律で建て替えが制限される場合がある
条例や建築基準法の改正により、土地の利用制限が変更になって、建て替えると現在の住まいより小さな家しか建てられない、という場合があります。
また、リフォームでも、構造部分を大きく変更しようとする大がかりなもの・大きな増築であれば、確認申請が必要になってきます。地域によっては、小さな増築でも確認申請が必要な場合があります。これらの規制は各市町村の役場で確認可能です。
⒊確認申請とは
自分の土地で自分の建物なら自由に増改築できる、というわけではありません。
建築基準法、消防法、都市計画法、そして、各自治体の条例といった法律で、一定の規模を超える増改築には、建築主が建築主事(役所)か、指定確認検査機関(民間)に確認申請を提出しなければならないことになっています。
確認申請には、「確認申請書」とその増改築プランの審査をするための図面が必要になります。
リフォームでもこうした法律の制限がありますから、大がかりなりの場合は特に事前のチェックが重要になります。
リフォームに関すること、増改築・外壁塗装など
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