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2023.05.24

 

2世帯住宅はどうすればうまくいくか?

~建物をどう分割するか~

 

家族構成の変化によって増改築をお考えの方がいらっしゃることと思います。

今回は、【2世帯住宅の考え方】についてご説明していきます。

 

両親の家をリフォームして親世帯と子世帯の2世帯住宅にするケースが増加しています。しかし、同じ家に2世帯が一緒に住むとなると、親子といえどそれぞれに生活パターン・考え方が違うため、住まい方をきちんと考えないと毎日角をつき合わせるようなことになってしまいます。そこでまず考えることは、『世帯をどう分離するか』です。

それぞれの世帯の分離の仕方は「建物を実際にどのように分けるか」という面と、「世帯の住環境をどのように分けるか」という両側面からのアプローチが必要です。

まずは、建物の方から見てみましょう。

 

①建物の分割方法

 

各世帯をどのように分割するかによって建物の使い方も変わってきます。

 

・縦割りで分割

建物を縦割りして、それぞれの世帯が分かれて住むような形で、世帯の完全分離がしやすい方法です。1戸建てを2つ並べて建てるような感じですので、寝室などのプライベートルームも離して作ることが出来、プライバシーを守りやすいプランです。

しかし、ある程度広い面積が必要ですので、敷地に余裕が必要になってきます。狭い土地に無理やりこのプランで建ててしまうとそれぞれの家が非常に狭くなり、使いにくくなる場合があります。

また、リフォームでこのプランにすると建築費がかさむことと、親世帯の場合は、将来2階への昇降の対策が必要です。

 

・横割りで分割

建物を横割りして、1・2階にそれぞれの世帯が分かれて住む形状になります。将来の昇降を考え、親世帯は1階に住みます。

縦割りプランに比べ、改装しやすく、建築費が比較的安くなります。デメリットとしては、上下階の音や振動の問題が発生する可能性があります。玄関を別にする場合は、階段を屋外に設置するのか屋内に設置するのかなど、細かいプランの調整が必要です。地域の建築条令により、玄関が2つ作れないような規制がある場合もあります。

 

・混合パターン

それぞれの世帯が一緒に使う共有スペース(例えば水回り・居間など)を設ける形状です。共有スペースが多いほど、面積が狭くてもゆったりとしたプランにすることが出来ます。また、建築費も安く押えられ、親世帯・子世帯が1家族として交流を図れます。しかし、各世帯の生活パターンはそれぞれに違いますので、世帯同士のトラブルが1番多いプランです。個人のプライバシーが守りにくく、お互いが我慢して暮らす、という可能性も出てきます。

共有する部分、分離する部分を事前に事細かく、『お互いが納得するまで』打ち合わせる必要があります。

 


 

住環境をどう分けると、快適に過ごせるか?

~2世帯が笑顔で生活するために~

 

住環境の3つの分け方

2世帯住宅にするにあたって、世帯間で住環境をどう分けるかという面から見てみましょう。

 

①完全分離型

親世帯・子世帯の生活スタイルをお互いに1番尊重できる分離タイプです。

マンションを隣り合わせで2戸使用するのと同じように共有スペースを全く作らず、完全に別世帯を2軒建てるようなプランです。建物の分離の仕方は縦割りプランでも横割りプランでも可能ですが、敷地に余裕がある場合は、縦割りの方がプライバシーは尊重しやすくなります。

 

②1部共有型

親世帯・子世帯で、1部共有スペースとして設ける分離タイプです。多いのは水回り・玄関・リビングを共有するパターンです。

建物の分離の仕方は縦割りプランでも横割りプランでも可能です。ただし、食事の時間が違う、入浴時間も違う、就寝時間も違う・・・など生活時間や生活パターンのずれがある場合、どこなら一緒にしても問題が起きないのか、事前の打ち合わせがとても重要です。

また、共有スペースの掃除やメンテナンスなどの管理はどちらの世帯が行うのか、光熱費はどうするのかなど細かい打ち合わせも併せて行っておくことをおすすめします。

 

③完全共有型

プライベートルーム以外すべて共有し、親世帯・子世帯が1家族として暮らすプランになります。建築費も安く、既存の家に少し手を加えるだけで2世帯住宅にできますが、同時にトラブルの種を多く含んでいるプランでもあります。

そのため、各個人の寝室以外にも、世帯それぞれのプライバシーが守られるようなスペースを設けた方がよいでしょう。ミニリビング・ミニキッチン・シャワーブースなどを設置するだけで防ぐことができるトラブルもあります。

 

2世帯住宅の失敗は『打ち合わせ方法の失敗』

 

2世帯住宅の1番のキーポイントとなる打ち合わせ方法ですが、家族とはいえ、みんなが揃った打ち合わせの場で自分の希望をはっきり言うのはなかなか勇気がいるし、困難なことです。

「ここは一緒でもいい」という家族の提案に対して、1人だけ「別にしてもらいたい」と言い出すことが出来る人はなかなかいません。みんなが集まった打ち合わせの場で本当の気持ちが言い出せず、不本意のまま工事が終わってしまった・・・というケースも多々あります。

今まで通してきた生活スタイル、生活時間帯の違いによって起きるトラブルだけでなく、いつも窮屈な思いをしたり、同居家族の存在が負担になるような精神的な部分でのストレスを感じるようなプランでは、一緒に暮らしていても不満がたまる一方です。

そういった不満の出ないようなリフォームを実現するには、まず、全員での打ち合わせの前に一人一人別々に自分の生活パターンや希望を第三者であるリフォーム担当者に伝える機会を作るようにしましょう。そして、その意見を取りまとめたプランを担当者の方から提案してもらうような進め方にすると良いでしょう。

 

~共有するかどうかのリスト~

 

  1. 玄関
  2. 階段
  3. 門扉
  4. ポスト
  5. 浴室
  6. 洗濯機
  7. 洗面所
  8. キッチン
  9. インターフォン
  10. メーター類
  11. 土地・家の名義(税金など)
  12. トイレ
  13. 電話
  14. リビング など

 


 

2世帯住宅のトラブルにはこんなことがある!

~親世帯・子世帯のそれぞれが抱えている不満~

 

毎日の暮らしの中で起きるトラブルの発端は、ほんの些細なことだったりします。

これから、実際にあった2世帯住宅をめぐるトラブルをご紹介します。

 

1⃣玄関にまつわるトラブル

 

・玄関を共有することによって、外出時間によっては出入りを遠慮しなければならなくなった。また、友人を気軽に呼べなくなって外で会わなければならなくなり、友人付き合いが減ってしまった。

 

・夜遅く出入りすると、翌日姑からどこへ行ったか聞かれるのが嫌だ。

 

・玄関を2つに分けたが、いちいち外をぐるっと回らなくては行けないのが不便。

 

2⃣ポストにまつわるトラブル

 

・苗字が一緒なのでポストも一緒だったが、朝の新聞を取りに行く時間を見られているようで、朝寝坊が出来なくなり、気づまりしてしまう。郵便物もあまり見られたくない。

 

・ポストが一緒なのだが、子世帯が日ごろから留守がちのため、こちらで毎日、郵便物・新聞を届けることになってしまい、面倒に思うことがある。

 

3⃣メーター類にまつわるトラブル

 

・水回りを別にしたのにメーターが一緒だったので、光熱費の支払い分担でもめた。

 

・エアコンを使いすぎると文句を言われそうで、遠慮してあまりつけられない。

 

・色柄ものと白いものを分けて洗濯していたら、洗濯代がもったいないといわれ、洗濯しづらくなった。

 

4⃣インターフォンをめぐる不満

 

・インターフォンが1つしかないので、自分に関係のない相手でも玄関まで毎回出なくてはいけないのが負担。また、向こうは出てくれたかな?と毎回相手の様子をうかがうような暮らしになった。

 

・別々のインターフォンだったが、もう1つの世帯が留守の時の来客の際、出て行かないのは居留守をつかっているようで悪い気がする。

 

5⃣キッチン・お風呂・洗面所のトラブル

 

・お風呂が共有なので、最後に入るのはだれか、どっちが掃除するかで、お互いが気まずい思いをしている。

 

・共有のお風呂は、嫁である私としては、夜中には気兼ねがあって使えない。また、先に入りたい時でも1番に入ることは、なんとなくできない。

 

・お風呂を別にしたが、面積の関係で私たちの方は小さなバスルームになった。結局使いづらいので全く使用せず、親世帯と一緒に使っている。

 

・キッチンが共有。友人を呼んで毎日お茶するのが楽しみだったが、お嫁さんがキッチンにいると遠慮してしまう。部屋にミニキッチンがあればよかった。

 

・夜中におなかがすいても別世帯の寝室側にキッチンがついているため、使えない。

 

・洗面所が共有で、そこにある洗濯機が共有。別世帯の洗濯が終わるのを毎日待っていなければならず、いらいらしてしまう。

 

6⃣リビングにまつわるトラブル

 

・リビングが共有だが、孫の友達やその母親たちが毎日のように遊びに来るのでリビングに出にくい。結局部屋に閉じこもる生活になっている。

 

・リビングを2つ作ったが、面積の関係上、狭いリビングが2つできて、両方とも使いづらい。

 

・一緒にいるとやはり気をつかうので、気が休まるのは、寝室に戻った時だけだ。

 

7⃣寝室・子供部屋にまつわるトラブル

 

・子世帯を2階にもってきたのだが、木造住宅で防音もしていないので、上の階の音が下に筒抜けだ。

 

・1部共有型だが、来客が多い家のため、本当はプライベートルームに内鍵をつけたかった。しかし、家族を信用していないようで言い出せなかった。

 

・縦割りプランで家を分割したが、親世帯が高齢化してからは2階を全く使わなかった。

 


 

このようなトラブルに発展しないためにも、増改築を行うにおいての細かい要望をきちんと受け止めてもらい、それを満たすようなプランを一緒に考えてもらうようなリフォーム会社、そして、担当者を見つけ、そのうえで、非常に綿密な打ち合わせを行う必要があります。

 

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