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2022.12.27

外壁塗装の耐用年数とは?

メンテナンスの仕方や適した塗料の選び方

 

戸建て住宅に住んでいる方なら、屋根塗装の塗り替えについて1度は考えたことがあるのではないでしょうか?しかし、屋根の塗装に使用される塗料の種類や耐用年数についてきちんと理解できている人はどのくらいいるのでしょうか…。

 

これから、屋根塗装の耐用年数や使用される塗料の種類についての知識・屋根塗装に適した塗料の選び方・メンテナンスの仕方についてご説明していきます。

 

⒈屋根塗装の耐用年数について

 

耐用年数とは、その塗料の機能や効果が十分に発揮できるおおよその期間のことをいいます。各塗料メーカーも使用の目安として公表しています。屋根塗装の耐用年数は、使用塗料によって多少の違いはあるものの、一般的には、10年~15年ほどといわれています。

また、新築の場合、大体の方が10年程度で屋根や外壁の塗り替えをするという時期を迎えるようです。

 

①屋根材によって塗り替え時期が異なります。

 

・屋根材によって原料として使用している樹脂が違うことから機能・効果・耐用年数が違ってきます。

 

~主な塗料の概要・耐用年数について~

 

  1. アクリル塗料…発色が良く乾燥が早い。紫外線に弱く寿命が短い。(耐用年数約5~7年)
  2. ウレタン塗料…密着性に優れ汚れの付着が少ない。(耐用年数約7年~10年)
  3. シリコン塗料…耐水性、対候性が高い。汚れの付着が少ない。(耐用年数約10年~15年)
  4. フッ素…密着性が高い。紫外線に強い。他と比べて、価格は高い。(耐用年数約15年~20年)
  5. 光触媒…太陽光で汚れが浮くため雨で流せる。環境にやさしい。(耐用年数約10年~15年)
  6. 無機…傷つきにくく汚れに強い。耐用年数が高いが費用も高い。(耐用年数約20年~)

 

塗り替えの際は、使用塗料によって費用が変わる上に足場などの仮設費用も必要になってきます。又、上の塗料の説明からもわかるように塗料の種類によって耐用年数・特徴が大きく変わってきます。

よって、価格のみで耐用年数の短い安価な塗料を選んでしまうと、結果的に短い期間で塗り直しが必要になってきて割高になってしまうかもしれません。

屋根の状態はもちろん、外壁やコーキングの状態によって適した塗料は異なってきます。屋根の塗装の施工を検討する際は、専門の業者としっかりと打ち合わせをしておきましょう。

 

②耐用年数はあくまでも目安です!

 

・これまで屋根塗装の耐用年数についてご説明してきましたが、実際には周囲の環境・塗装面の状態によって年数が左右されます。又、屋根は外装に比べて、雨風や潮風・紫外線の影響を強く受け、傷みが進みやすくなってしまうこともあります。そのため、先ほどご説明した耐用年数が経過するよりも少し前に専門業者に屋根塗装の状態をみてもらった方が良いと思われます。

 

⒉耐用年数が過ぎると生じる劣化とは…?

 

屋根塗装の耐用年数が過ぎてしまうと、どのような影響が出るのでしょうか?塗装の劣化状態は、一般の人から見てもわかりにくいため、業者に調査を依頼しましょう。では、屋根塗装を検討する上で、注意しておきたい項目をみていきましょう。

 

〇こけ(藻)やカビの発生

〇ひび割れや色褪せ

〇チョーキング

〇屋根材の破損     など

 

①こけ(藻)やカビの発生について

・屋根のこけ(藻)やカビは色褪せとは違い、悪臭・虫の発生などの原因となるためなるべく早く対処した方が良いでしょう。そして、放置すると屋根の下地材(野地材)が腐食してしまうこともあります。高圧洗浄できれいになる可能性もあるので業者に相談し、洗浄しても落ちない場合は塗装を検討しましょう。

 

②ひび割れ・色褪せについて

・ひび割れは、雨などにより水分を含んだ屋根材が膨張・収縮を繰り返すことで発生し、錆びや雨漏りの原因になります。少しのひび割れでも雨漏りの原因になってしまうことがあるため早めに対処するようにしましょう。

・色褪せは紫外線が原因で発生します。元の屋根色がくすんだように見えるようになります。見た目が良くないし、撥水性も落ちているため雨水がしみこみやすく、雨漏りの要因にもなってしまいます。色褪せは他と比べて、早急な処置が必要なわけではないですが、早期発見できるようにしましょう。

 

③チョーキングについて

・塗料が劣化すると、チョーキング(=白亜化)することがあります。チョーキングや剥がれが見られたら、塗膜が限界の状態になっているということであり、他にも支障がでている箇所があるかもしれません。チョーキングの症状が出ている場合は、他も含めて全体的なメンテナンスが必要になっている可能性があります。

 

④屋根材の破損について

・屋根材の破損があれば、漆喰の劣化・瓦の破損・雨漏りなどが起こっていることが多いです。屋根材の破損=ほとんどの場合は塗りなおしただけでは対処できません。業者にみてもらい、屋根材の補修・交換を検討した方が良いでしょう。

 

⒊塗り替え時のポイントについて

 

必要があれば、ただ塗り替えをすれば良いということではありません。これまで紹介した塗料の特徴を理解し、きちんとした手順で施工する必要があります。

 

これから使用基準について説明していきます。

・塗布量・・・一定面積にどのくらいの塗料が必要か。

・インターバル・・・下塗り・中塗・上塗りの工程ごとの塗料を乾かすのに必要な時間。

 

このような基準が守られないと、仕上がりがうまくいかないだけではなく、本来の耐久年数やしっかりとした効果が発揮できない可能性が高くなってしまいます。塗り替えの作業が終わってから後悔しないためにも、信頼できる塗装業者を見つけ、作業できるようにしましょう。

 


 

塗り替えでは対処できないくらい劣化している、できるだけ長期間保ちたいといった場合、カバー工法がおすすめです。

カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を取り付ける手法のことを指し、1から屋根を取り付けるより費用が抑えられることに加え、短期間で工事を終わらせることができます。

また、解体費用・廃材処理費用が不要の上に外観と性能を新しくすることが可能です。

しかし、屋根の下に湿気がたまるのを防ぐため換気口を設定する必要があるため、換気のための工事が別に必要になってきます。

 


カバー工法では対処できないほど、野地板や防水シートまで劣化が進行している状態のとき、既存の屋根を取り外し新しい屋根材を設置する方法を葺き替え工法といいます。屋根材をを1から作り直すため、見た目がきれいになり、耐久性も高くなります。デメリットは、塗装・カバー工法に対して、価格が高くなり、工事期間も長くなります。

又、既存の屋根材ををはがし、新しい屋根を設置するまでの間は雨などに濡れないように気を付ける必要があります。

※屋根の解体・廃棄にも別途費用がかかるため、必ず確認するようにしましょう。

 

⒋屋根の塗り替えは❝春❞がおすすめです

 

屋根塗装の際には、施工時期にも気を付けましょう。もし、施工時期を誤ってしまうと、耐久年数に影響がでる上に仕上がりが思うようにいかない可能性もあるのです。施工時期は、比較的に気候が安定していて湿度も高くない春がおすすめです。

※寒い地域は、気温がそれほど高くない初夏なども良いでしょう。

予定通り工事が進まない可能性があるので梅雨や台風のシーズンは避けた方が良いでしょう。又、真夏の施工は、気温の関係で塗料が硬化しにくい上に、気泡が発生する可能性があるため控えた方が良いでしょう。

 

【松山市】での外壁塗装・屋根塗装は塗り替えのプロにお任せ!!

七福ホームへぜひご相談ください!

 

外壁塗装・屋根塗装の塗り替え時期を一般の人が目視で判断することは、非常に困難です。必ず、専門業者に相談の上、状態を判断してもらいましょう。

七福ホームは、施工はもちろん、アフターフォローにも力を入れております。

松山市にある『七福ホーム』は、外壁塗装・屋根の塗装についても豊富なノウハウを持ち、お客様の思いやご希望に寄り添って、満足して頂けるように尽力致します。松山市で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方はぜひ1度『七福ホーム』へご相談ください。

 

お問い合わせはこちら→https://shichifuku4729.com/contact/


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