リフォームを補助金で依頼する時期の目安は?

2022.11.22

床・畳・壁紙などの内装の目安


床や壁などの内装に関しては、傷みや汚れが目立ってきたときがリフォームのタイミングと言えます。畳は3年~5年で表替えを行い、10年前後で新しいものと交換するのが主流となっています。

床は沈みやへこみ、歩くとミシミシと異音がする場合、早めに床材の補修を検討しましょう。壁紙の場合は、新築してから10年くらいが目安となっていますが、汚れが目立ったり、剥がれてきたり、クロスの継ぎ目が目立ってきたら張り替えを行うタイミングです。

 

 

キッチン・トイレ・洗面台などの水回りのタイミング


水まわりは10年を経過したあたりから色々な不具合が出やすくなります。しかし、水まわりの設備劣化は目に見えにくく、急に不具合が起きると、生活に支障をきたす場合が多いので、おかしいなと思ったら早めのリフォームがおすすめです。

キッチンやガスまわりなどのリフォーム時期は10年~20年(設備の本体交換も入れて)を目安に考えておくと良いでしょう。新しい設備に変えることで利便性が上がったり、コストダウンにもつながりやすくなります。

 

 

壁・外壁の場合


外壁や屋根のリフォームは10年~15年が目安となっています。ただし日光や風、雨の当たり具合、外壁材によっても多少異なります。家を守る外壁や屋根は、劣化が進行すると雨もりやひび割れなどの不具合が生じ、大規模な修繕が必要になるケースもあるため注意が必要となります。

屋根や壁にコケが生えはじめたり、チョーキング現象(触ると手に白い粉がつく状態)、亀裂、塗膜の剥がれなどが見られた際は、ハウスメーカーや工務店、専門業者へ早急にリフォームを依頼してください。

 

 

将来性を考えるならエコリフォームがおすすめ


リフォームを行う目安をご紹介しましたが、リフォームするのであれば室内の寒暖差を和らげるエコリフォームがおすすめです。エコリフォームとは、天井や外壁、窓、床などをリフォームして断熱性を高め、冷暖房機器に頼らなくとも快適に過ごせる環境を作るリフォームのことです。

エコリフォームを行うことで光熱費の節約につながるだけでなく、寒暖差が原因で起こるヒートショックの予防にも役立ちます。ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い浴室へ移動した際、寒暖差で血圧が急激に変動し、心筋梗塞や脳卒中を起こす事故のことです。

特に高齢の方がヒートショックを起こしやすいため、将来のことを考えてリフォームをするなら、ぜひエコリフォームをご検討ください。


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